「甘みあるセルグァパの優れたブルボン品種 !」
2026年11月の「今月のコーヒー」は、ホンデュラス、コマヤグア県セルグァパ市のサン ミゲル集落の生産者「レイニエル ラミレス」氏による貴重な単一生産者による「ブルボン品種」のマイクロロットをご紹介致します!
雑味のないクリーンな質感に、特徴的な甘み、芳醇さ、柔らかさの中にしっかりした芯が感じられるブルボン品種の本ロット。
風味の豊かさ、奥行きをより感じて頂けるよう、今回、別々にローストした「中煎り」と「深煎り」を配合して仕上げています。
急速に在来品種が失われてゆく現在、是非、優れたブルボン品種の風味を記憶してください!
https://www.khazana-coffee.com/post/コーヒーの味って?
〜 抽出メモ 〜 Roast Level:High 〜 City Roast(中浅煎り 〜 中煎り) Grind Level:やや粗め e.g., 20g for 180cc / 40g for 400cc
〜 レイニエル ラミレス氏について 〜
本ロットの生産者のレイニエル ラミレス氏は、ホンデュラス、コマヤグアのセルグァパ地域のサン ミゲルの地にて16歳の時からコーヒーの栽培に携わり、父親から譲り受けた農地に「ティピカ」「ブルボン」品種を栽培してきました。 しかしコーヒー価格の低迷により重労働の割には収入が得られない状況に希望を見出すことが出来ず、落ち込む日々を過ごしていたそうです。
そのような状況の中、2017年にホンデュラスのスペシャルティコーヒープロジェクトを行う輸出業者がこの地域で施した「農事指導」を受けて、しっかりと実践したことを機に風向きが変わります。
「農事指導」の内容は、より熟度を向上させてから収穫したチェリーを放置せずその日のうちに果肉除去する、という基本的なことでした。
この基本を忠実に実践した後、水洗時にもきちんと欠点を除去し、果肉除去した水洗後のパーチメントには3週間かけて丁寧な乾燥行程「スロードライ」を施すようになると、元々の産地のポテンシャルの高さもあり、益々の品質の向上が見られました。
レイニエル氏は品質向上後の収入を手にした時、驚きと喜びで胸がいっぱいになったそうで、「日本からわざわざ足を運んでくれた信頼できる方へ、今後も末永くコーヒーを届けられるよう努力します」と言ってくださっています。
2010年代に中米諸国のコーヒー生産に大きな被害をもたらしたコーヒーノキを枯らしてしまう『サビ病』の影響は同国でも酷く、多くの生産者は従来育んできた品種の樹を失い、後に耐病性のあるハイブリッド品種への植え替えを急速に行いました。
しかし本ロットを産み出す「サンミゲル集落」は、街からのアクセスが悪い山深い地の非常に標高の高い場所にあり、サビ病の被害が限定的だった為、他所で失われてしまった貴重なティピカ品種やブルボン品種が残っている特殊な地域となったのです。
Honduras ( Comayagua ) - "Los Derrumbos"
Producer : Reiniel Ramirez
Region : San Miguel, Selguapa, Comayagua
Altitude : 1,820 m
Cultivar : Burbon
Processing : Washed
