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「甘みある豊かな果実味、グジ地域の超高標高産の高品質ナチュラル!」

 

イルガチェフェ地域の南東「ゲデブ」「コチェレ」に接する「グジ」地域は近年注目を集めている高品質なエチオピアのコーヒー生産地です。

   

本ロットの産地「ゴロ べデッサ地区 (Kebele)」は、ゲデブ(Woreda)にあるウォルカ地区 (Kebele)と谷を隔てて向かい合った土地に位置します。

(※エチオピアの地域区分、Zone=郡, Woreda=市町村, Kebele=地区といったイメージ)

ウォルカ地区は、販売中の"Adame Mazoryo"のステーションがある地区です!

 

ゴロ べデッサのステーションの経営者であるメクリア メルガ氏は、イルガチェフェタウン周辺出身で若いころからコーヒーの仕事に従事してきました。

当初農地は持っておらず、当時無名であったハンベラ地域の農家からチェリーを集め近隣のステーションに納入するという流通の仕事を立ち上げ、年を追うごとに範囲を広げていきました。

仕事熱心で農家を大切にする姿勢もあってか、イルガチェフェ・グジの地域で最大級の流通業者にまで発展しました。

 

流通の仕事で成功していく中で、メクリア氏は「自身でステーションを持つことによってより高い品質のコーヒーを生産できるはず、それが地域の発展にも繋がる」と感じるようになっていきます。
流通業で資金を準備し、まずイルガチェフェ「ウォテ」地域にステーションを設立することを実現、さらにグジの「ハンベラ」地域に「ベンチネンカ」にもステーションを設立しました。
メクリアの意図した通り、品質の高さが輸出業者の目に止まり、やがて品質にうるさい私どもの元にも届けられるようになったのが2010年代のこと。当時の「ウォテ」がそのコーヒーのひとつでした。

そして、2019年、メクリア氏はサポートを得て、精製したコーヒーを自ら輸出することを決断します。
我々向けの「ベンチネンカ」が、彼が自分の手で世界に送り出す記念すべき最初のコーヒーとなりました。
若くして小さなチェリー流通業者から始まり、品質を求めてステーションを設立、そして輸出業者の立ち上げ、というステップを踏んできたからか、自分が農家を代表しているという姿勢が強いメクリア氏。
そのため農家やチェリーの集売業者からの信頼も厚く、結果として品質を支える原動力となっているようです。

 

イルガチェフェとグジを広く知るメクリア氏、この地域の理想のとするコーヒーを求めながら、最高の立地を探し続ける中、ベンチ・ネンカWSとバンコ・ゴティティWSを行き来する道中に非常に標高の高い地域があり、そこから買い付けたチェリーの品質が高いと感じたことが「ゴロ ベデッサ ステーション」を設立する一因となったそうです。


最高の立地を探し続け、資金を準備し、ドライング ステーションを設立し、周辺農家の意識改革に取り組みチェリーの品質を高め、仕上げられた本ロット、華やかな香りから、果実味が感じられる豊かな風味、甘みある余韻まで、メクリア氏が手掛けるグジの超高標高産の優れたナチュラルをご賞味ください!

 

ドリップの際にはやや粗めのメッシュで、すっきりとした軽やかな仕上がりがお薦めです。

 

抽出メモ
Roast Level:High Roast(中浅煎り)
ex. 25g(やや粗め) for 200cc

 

Ethiopia Guji-Hambela  "Goro Bedessa"

Producer : メクリア メルガ

Region : Goro Bedessa Kebele, Hambela Wamena Woreda, Guji Zone, Oromia

Altitude : 2,400 m

Variety : Heirloom

Processing : Natural

エチオピア(グジ/ハンベラ)"ゴロ べデッサ" (ナチュラル)

¥972価格
100 g
消費税込み
Roast Level: High(中浅煎り)
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