「ペルー屈指の生産者のブルボン品種!」
2025年1月の「今月のコーヒー」は、ペルー北部の頼もしい生産者「ウィルダー ガルシア」氏が手掛けるブルボン品種をご準備致しました。
カザーナコーヒーでは「今月のコーヒー」として、毎月ひとつの素材を選定し、異なるローストを配合して素材の魅力を最大限に引き出し、ご紹介する試みを行っています。
甘みある豊かな風味、クリーンで滑らかな質感、バランスの良いマイルドな印象が感じられる本ロット、
今回、CIty(中煎り)とFrench(深煎り)の2通りのローストを配合し、この素材の魅力に迫ります。
〜 抽出メモ 〜
Roast Level:City + French Roast(中煎り + 深煎り)
ex. 23g (中挽き)for 200ccやや粗めに挽けばすっきりとした軽やかな仕上がりに、少し細かめに挽くと深煎りのしっかりとしたコクと濃縮感が感じられる仕上がりとなります。
「生産者とフェスパ農園について」
ウィルダー氏は18歳の時に輸出会社が主催した農園指導員研修に自らの希望で応募し、農園管理について学びました。
「コーヒーの樹は切らない」=「剪定をしない」という今まで信じられていた古い慣習や、セミナーや指導だけでは実践に踏み切る農家が少ない中、「剪定」や「施肥」「植樹」「シェードコントロール」「収穫から乾燥をどのように行うか?」など学んだ内容、技術を実践し生産性の改善を行おうと父親のOracio氏に相談したところ当初は父親に激怒されてしまったそうです。
話し合いの末、1ヘクタールの農地で試験的に実施し効果を確認できた後に農園全体に対し行うことを実現しました。
結果、生産されたコーヒーの品質は目に見える形で向上し、現在、ウィルダー氏は農園指導員として活躍するとともに、フェスパ農園をモデル農園として開放し、他の生産者が直接訪問し学べる場所としているそうです(村の集落から徒歩で約40分も急勾配の上り下りを歩かなければならないそうですが...)。
ウィルダー氏は知識と実績から、今や200軒もの農家を担当する程の高い評価と信頼を得ています。
地域の品質向上に貢献もしている頼もしい生産者でもあります。
"Perú" - "Finca Fespa"
Producer : Wilder Garcia
Region : Huabal, Jaén, Cajamarca
Altitude : 1,700 ~ 2,000 m
Variety : Bourbon
Processing : Washed
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¥972価格
100 g
消費税込み
Roast Level: City(中煎り)+ French(深煎り)
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