「甘味ある豊な風味のクリーンカップ!」
毎月ひとつ選定した素材の「異なるロースト」を組み合わせ、「素材の魅力」を最大限に引き出す試みを行っているカザーナコーヒーの「今月のコーヒー」。
2025年3月の「今月のコーヒー」は、コスタリカの高品質コーヒーの重要な生産地「レオンコルテス」地域の1.900mという高標高に位置するマイクロミル「セロ ヴェルデ」が手掛けるカトゥアイ品種をご準備致しました。
2016年の初入荷からほぼ毎年取り扱っている「セロ ヴェルデ」のコーヒーですが、今季は率直に品質の向上、これまでで一番良い品質だと感じました!
コスタリカ訪問時から交流のある生産者のデイネル氏は明るく実直な人柄で、彼のコーヒー生産に対する真摯な姿勢に敬意と好感を抱いています。
今回の大きな品質向上の陰にはきっと並々ならぬ彼の大きな努力があったのではないか?と想像しています。
これまで「セロ ヴェルデ」のコーヒーをご賞味頂いたことのある方にも、無い方にも是非、今月はこの素材の素晴らしさを体験する機会にして頂けたら、と願っています。
特徴的な余韻の甘味にフォーカスし、シティ(中煎り)を中心にミディアム(浅煎り)を配合しています。
〜 抽出メモ 〜
Roast Level: City + Medium(中煎り+浅煎り)
ex. 25g(やや粗め) for 200cc(180cc抽出後に20ccを加水)
1985年生まれのデイネル ファジャス モラ氏は兄弟達が進学や就職の為、首都サンホセに行く中、家業の
コーヒー生産を引き継ぐことを決意します。
コーヒー生産に取り組む中でますますコーヒーが好きになっていったデイネル氏が「収穫して販売するだけのチェリーがその後どうなるかを知りたい」と思うようになった頃、親戚がマイクロミルを設立したことを聞き見学に赴き、「自分たちのコーヒーを作りたい」という思いに変わりました。大半が牧草地だった一家が所有する農地にコーヒーを新植する場所はたくさんありましたが、その資金がなかった為、2008年から資金作りの為に米国で働き、帰国後の2012年に新植と念願のウェットミル(マイクロミル)の設立を実現。ミルを設立したことでサン ホセにいる兄弟も収穫期の作業を手伝いに帰ってきてくれたりと、家族一丸となってコーヒー生産の仕事ができることに喜びを感じながら、さらなる品質向上に努めています。
Microbeneficio "Cerro Verde"
Finca San Francisco 1900 / “La Catalina”Producer : Eliecer & Deyner Fallas Mora
Region : San Francisco de León Cortés
Altitude : 1,860 〜 1,960 m
Variety : Catuai
Processing : Washed
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¥1,080価格
100 g
消費税込み
Roast Level: City(中)7 : 3 Medium(浅)
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