今月のコーヒー『2. Febrero』
毎月、1種のコーヒーをピックアップしご紹介している『今月のコーヒー』企画、2021年2月はカザーナコーヒーでも根強いファンの多い優良生産者、コスタリカ、レオンコルテス地域にある「セロ ヴェルデ」マイクロミルが手掛けるコーヒー、通例の「カトゥアイ品種」ではなく、今回僅かに入荷した「ビジャサルチ品種」のコーヒーをご紹介致します!
今回はこの素材を別々にハイロースト(中浅煎り)とフルシティロースト(中深煎り)に煎って配合を調整し、甘みあるバランスの良い仕上がりを目指しています。
「セロ ヴェルデ」マイクロミルはコスタリカの良質なコーヒーの産地「レオン コルテス」地域の1.900m程の高標高の地に位置しています。
生産者のデイネル氏は『自分たちのコーヒーを作りたい』という思いが募り、自身のマイクロミルを設立するために2008年から米国に出稼ぎに行き、帰国後の2012年に念願のマイクロミルを設立しました。
その年に精製できた量はわずかでしたが、首都サン ホセにいる兄弟も収穫期の作業を手伝いに帰ってきてくれたりと、ミルを設立したことで家族一丸となってコーヒー生産の仕事ができることに喜びを感じています。
レオンコルテス地域特有の気品のある風味、甘みが感じられるとてもクリーンな仕上がり、バランスに優れた「セロ ヴェルデ」のコーヒーを是非、お愉しみください!
ビジャサルチ品種:コスタリカにあるサルチ村にあるHacienda Luisaで1957年に発見されたブルボン品種の(自然)突然変異種。樹高は低く、カトゥーラ品種に似ている。
高標高の環境でより良い風味が生まれてくる特徴、樹の根がしっかりと張り栄養吸収効率に優れた特徴から、強風にも晒される高標高の厳しい環境に植えられているケースが多い。
Microbeneficio Cerro Verde
Finca San Francisco 1900Producer : Eliecer & Deyner Fallas Mora
Region : San Francisco de León Cortés
Altitude : 1,860 〜 1,960 m
Cultivar : Villa Sarchi / Villasarchi
Processing : Washed
¥800価格
100 g