「レンピラの山岳地帯から届いた高品質パカス品種！」
 
2025年５月の「今月のコーヒー」は、初夏の爽やかな季節にご賞味頂きたいホンデュラス西部レンピラ県サン セバスチャン地域の単一生産者による「パカス品種」のマイクロロットをご準備致しました。
 
ホンジュラス西部（太平洋側）に位置する「レンピラ県」の「サン セバスティアン地区」は、セラケ国立公園内のパカイータス火山（2,600m）の南麓に位置し、標高1,900m付近にコーヒー生産者が点在している「雨季」と「乾季」が明瞭な、ホンジュラスの中でもコーヒー栽培に非常に好適な気候を有する地域です。
この地域でのコーヒー生産は1980年代に始まり、2000年代に商品作物としての本格的な生産が開始されました。

「パカス品種」は1959年にエルサルバドルで発見されたブルボン品種の矮小変異種。
外観は小粒で、高標高で育った良質なものには華やかさが感じられる風味特性があります。
 
このパカス品種の特性とサン セバスティアン地区の良好な生育環境の掛け合わせから生まれたユニークな風味が感じられる希少な本ロット、今月は甘味ある風味がより強く感じられるシティロースト（中煎り）を中心に、華やかさのあるハイロースト（中浅煎り）を少々配合し、穏やかにフルーティさが感じられるマイルドな飲み心地、長く続く甘味ある特徴的な余韻にフォーカスして仕上げています。
 
同じホンデュラスのコーヒーでも「セルグァパ」地域のコーヒーとは明確に異なる風味特性、個性を持った「レンピラ」の「パカス品種」のコーヒーを今月は是非ご体験ください！
 
〜 抽出メモ 〜
Roast Level：City（中煎り）+ High Roast（中浅煎り）
ex. 25g （中挽き） for 200cc
 
Honduras ( Lempira ) - "Karla Patricia"
Producer : Karla Patricia Gosselin
Region : Agua Fria, San Sebastian, Lempira
Altitude : 1,950 m
Cultivar : Pacas
Processing : Washed