「甘味ある柔らかな印象のエンブ地域産のケニア(SL)!」
樹々の葉も色づき始めた11月。
先月のコーヒーはコスタリカ「ロス クレストネス / エル アルト」による「SL品種」でしたが、今月はSL品種の本家である「ケニア産」の中でも異色の風味特性を持った「エンブ」地域のコーヒーを「中程度」と「深め」の2通りのローストを組み合わせて「今月のコーヒー」としてご準備致しました!
本ロットを生産するファクトリー「カサクワ」のある「エンブ郡(カウンティ)」は、ケニア山(5,199m)の南東にあり、西隣の「キリニャガ」、さらに西にある「ニエリ」の明るく力強い果実味が感じられるコーヒーとは異なるキャラクターを持っており、同じケニア産のSL品種でも「エンブ郡」の優れたコーヒーには少しシックな印象、奥ゆかしさが感じられます。
豆を挽いた直後の香り(フレグランス)には仄かにハチミツのような甘み、スミレやラベンダーを想起させるフローラルさが、抽出後、口に含むと、甘味ある柔らかな質感の中にカシス等、黒系の果実味が穏やかに感じられる落ち着いた印象のバランスに優れたコーヒーです。
販売中の「カラトゥ」や今後リリース予定の他国のSL品種と飲み比べてみると、同じケニア産でも、或いは同じSL品種でも生産地域によって異なる個性が在ることが判る好事例となることと思います。
何故か「肌寒くなってくる季節に良く似合うコーヒー」と感じるエンブの優れたコーヒーを今月は是非、ご賞味ください!
〜 抽出メモ 〜
Roast Level:City + French Roast(中煎り + 深煎り)
ex. 25 g(やや粗め)for 200cc
Kenya (Embu) "Kathakwa Factory AA"
Producer : Kibugu FCS
Region : Kibugu, Nginda, Embu
Altitude : 1,600 m
Cultivar : SL28 & 34, Ruile11
Processing : Washed
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¥1,080価格
100gごとに¥1,080
消費税込み
Roast Level: City(中煎り)+ French(深煎り)
0/500
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