「高品質イエメン産の新境地」

 

2015年の年末にリリースした「Al Ghayoul」を最後に情勢不安から入手が困難だったイエメン産のコーヒーですが、今年はとても素晴らしい高品質ロットが少量入荷致しました!

 

焙煎前の生豆を見て、今まで取り扱ったイエメン産のロットとは異なる、粒揃い、仕上がりのきれいな印象を受けました。

かつては焙煎前後の選別に他の産地のコーヒーに比べて特に時間と労力を掛けていた記憶が蘇ります。

通常、輸出業者は首都のサナアで「脱殻直前の段階で乾燥済みのドライチェリーを購入」しているのに対して、本ロットは「収穫したての完熟チェリーのみを輸出業者が農家から直接購入」し、独自の選別・乾燥場にて定期的に水分計測を行いながら丁寧に撹拌が繰り返され、均一性の高いドライチェリーに仕上げられています。

 

焙煎後のチェックで先ず感じたのはそのクリーンさでした。

果実味、ハーブやスパイス系のニュアンスが感じられる独特な風味にフォーカスし、ハイロースト(中浅煎り)に仕上げています。

 

抽出メモ

Roast Level:High Roast(中浅煎り)
ex. 25g(やや粗め) for 200cc

 

古くは「モカ」というブランド名(かつての高級コーヒーの代名詞、19世紀前半に砂が堆積して廃港になった港、港町の名から生まれた「コーヒー最古のブランド」。エチオピアやイエメン産のコーヒーがモカ港廃港後も近隣の港から輸出されていた)で親しまれ、流通していたイエメン産のコーヒーですが、近年本ロットの輸出業者の様な試みによって、よりトレサビリティの明確な品質の高い多様なイエメンコーヒーが生まれてきています。

 

Introducing Coffee from Haraaz, Yemen

https://www.youtube.com/watch?v=ltsdh04iGsA

 

「イエメニアについて」
現在世界に流通しているアラビカ種のコーヒーのほとんどは、イエメンからインド、インドネシアへと持ち込まれその後ヨーロッパ経由で世界に広まったティピカ系品種と、イエメンからレユニオン島経由で東アフリカへ、その後中南米へと伝わったブルボン系品種のいずれかから派生したものである。2020年8月、当該輸出業者が共同研究の結果として「ティピカ系、ブルボン系のいずれにも属さず、イエメン国内で独自に発展を遂げた固有の品種グループがあることを発見し、それをイエメニアと名付けた」と発表した。


 "Bani Nahimi"

Producer : Farmers in Bani Nahimi

Region : Bani Nahimi, Haraz, Sana'a

Altitude : 1,900〜2,000 m

Cultivar : Yemenia

Processing : Natural

イエメン(ハラーズ)"バニ ナヒミ" (イエメニア品種)

¥1,980価格
100 g